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実のお祖母さんが歯科衛生士だったというAさんは、自らも歯科衛生士という仕事を選びました。医師の子供は医師になるケースが多いようですが、Aさんもお祖母さんから大きな感化を受けたようです。
一人の女性として自立して仕事に打ち込んでいること、一生涯続けられる専門職だということを良く観察し、お祖母さんのようになりたいと思ったのです。Aさんは学校を卒業して資格を取得するところまでは順調だと感じていたようですが、実際に働いてみるとその大変さを実感しました。
歯科衛生士の仕事は多岐に渡るため、ひとつの仕事ができるようになるとさらにまた別の仕事を任されます。そのたびに新たな課題が見えて、プレッシャーに感じることもあったようです。
歯は一生付き合っていくパートナーであり、取替えができません。
インプラントや入れ歯という選択肢もありますが、歯科衛生士としては、今ある歯をいつまでも大事にしてもらいたいものです。
その歯がどうなるか命運を握る歯科衛生士。Aさんはプレッシャーを感じながらも、そのやりがいのある仕事に日々打ち込んでいます。
大学の歯科衛生士学科を卒業して、晴れて歯科衛生士となったBさん。
比較的大きな歯科医院に就職し、自分の持ち場で日々がんばっています。
歯科医師も歯科衛生士も大勢勤務している大きな職場でしたから、始めは自分の役割の重要性をあまり感じなかったそうです。自分はいなくても同じではないか・・・と考えてしまうこともありました。
しかし、色んな年代の患者さんたちと接するうちに、歯科衛生士としての自分が果たす仕事の重要性を実感できるようになりました。年配の方の口腔ケアを担当した時は、口臭が気にならなくなって孫と遊ぶ時間が増え、毎日が楽しくなったと言ってもらいました。
また小さな子供さんと接する時も、最初は不安そうにしていた子が笑顔で帰って行くのを見て嬉しく思っています。まだまだスキルアップのために努力しなければならないと感じているBさんですが、日々自分の仕事に対する認識が高まっているようです。
一生プライドを持って働ける仕事に就けたと嬉しそうに話していました。
最近では珍しくなくなった、男性の歯科衛生士。
大学卒業後に歯科医院に勤めるようになったCさんもそのうちの一人です。Cさんは歯のエキスパートになりたいという思いが強く、専門的な症例を多くこなしている歯科医院に就職を決めました。
歯科衛生士ではありますが、歯科医師のサポート的業務も行ない、多くの患者さんに接しています。Cさんの勤務する歯科医院は、年配の患者さんに対しては送迎診療も行なっています。
訪問診療をすることもできますが、歯科医院に来てもらうほうが設備が整っているため望ましいとのことです。
Cさんはこうした本格的な取り組みにも感動し、自分も歯科衛生に打ち込み、エキスパートになりたいという気持ちを強めることができました。
大学で勉強しているため基本的な知識はありますが、現場に出て初めて学べることもたくさんあります。
Cさんは、患者さん一人一人の歯の状態は全員が違うこと、それぞれに合った歯科衛生指導を行なえるように心掛けています。研修や勉強会にも積極的に出席し、やりがいのある仕事に努力を傾けています。