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歯科衛生士となるには、厚生労働大臣か文部科学大臣の指定する専門教育期間で学ぶ必要があります。その学校を選ぶポイントのひとつは、国公立か私立かという点でしょう。
歯科衛生士になるにあたり、両者に違いはあるのでしょうか?
どのような要素を考慮すれば良いのでしょうか?
教育課程や方針、各講師や先生の人柄などは、国公立か私立かで判断できるものではありません。私立のほうが幾分自由で独特な校風であるかもしれませんが、国公立だから固いと決めてかかることはないようです。 一番の違いは、やはり学費でしょう。
国公立は年間35万円程度で学ぶことができますが、私立は100万前後の学費が必要となります。こうした点を踏まえて国公立のほうに人気が集中する傾向があるようです。ただ、私立のほうが設備が整っているなどの理由で選ばれることもあります。
自分は何を重視して選ぶのかを良く決めて、決定することが賢明でしょう。
学費の安さを取るのか、設備の良さか、さらには大学付属でることの便利さか、といった点です。
歯科衛生士の養成学校では、どのようなカリキュラムが組まれているのでしょうか? 一言で言えば、その時その時の「歯科衛生士法」に則った内容となっています。
どの分野でもそうですが、法律の変化は時代に合わせて随時行なわれます。ですから、毎年カリキュラムが変化していくと言っても過言ではありません。
現在のスタンダードなカリキュラムは、基礎科目が240時間となっています。基礎は社会科学や自然科学、外国語などです。そして歯に関する専門分野を学ぶことに主な注意が向けられます。しかしその専門科目も、人体の解剖学や微生物学など多岐に渡るものです。
1年生から実習も授業に含まれ、2年生からは歯科診療所に行って臨床実習が始まる所がほとんどです。カリキュラムの進展に合わせて、徐々に養成学校での授業は減り、歯科診療所で学ぶことのほうが多くなります。
臨床実習が始まると養成学校に行くのは週に1日ほどで、あとは現場になるほどです。こうした実践的なカリキュラムのほうが、将来役立つということでしょう。
社会人になってから歯科衛生士という仕事に興味を持ち、勉強を始める人が少しずつ増えてきました。すでに社会人として就職している人、フリーター、主婦なども養成学校に通えるケースが出てきたのです。
国公立の養成学校に通うと、年間の学費は35万円ほど。
月額で3万円ほどですから、確かに何かの習い事をする感覚で学べるかもしれません。ただ養成学校は講義や実習の予定が詰まっているため、かなり忙しい毎日になることが予想されます。
働くことと歯科衛生士の勉強をすることの両立は難しいと言われるのが一般的です。ある程度貯金をしてから学び始めるのが良いかもしれません。
しかしこうした社会人学生は、周りのもっと若い学生にとって、良い刺激となっているようで、多くの学校で歓迎されています。社会の厳しさを知っていること、人間としての経験を積んでいること、自分で選んだ道に責任を持つことなどが身に着いているため、良い感化を与えているのです。
社会人になってから学び直す場合でも、自信を持って歯科衛生士を目指すことができるでしょう。